アトピー身体編

アトピーで頭皮が乾燥してかゆい!頭皮のかゆみを抑える方法とは

アトピー性皮膚炎であれば、頭皮がかゆくて頭を掻くと、白い粉がフケのように舞散った経験があると思います。頭皮が炎症を起こしたり乾燥したりしていると、皮膚のバリア機能が壊れて皮膚が剥がれ落ちるからです。皮膚が剥がれ落ちることを落せつといいますが、アトピーの人なら落せつに悩んだことが一度はあるのではないでしょうか。

それでは、なぜ頭皮がかゆくなるのか、頭皮のかゆみを治すにはどうすればいいのかを、私が実際に行った方法を交えてお伝えします。

頭皮がかゆくなるのは、皮膚が炎症を起こすから

なぜ頭皮が炎症を起こすのでしょうか。皮膚の炎症にはいくつかの原因が考えられます。アトピー性皮膚炎で頭皮に炎症が起こる場合は、アレルギー性皮膚炎です。

しかし「自分はアレルギー性皮膚炎だ」と思っていたとしても、実際には違う場合もあります。それぞれの皮膚炎によって治療法は異なります。まずは下記の特徴で、自分がわずらっている皮膚炎は一体どの皮膚炎なのかを確認してください。

皮膚炎には主に4つの種類があります。接触性皮膚炎・乾燥性皮膚炎・脂漏性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)です。それぞれの特徴は以下です。

【接触性皮膚炎】

接触性皮膚炎は、何かに皮膚が触れた時に刺激を受けて起こります。「皮膚がかぶれる」という表現もしますが、肌にかゆみが伴う発疹が出たり、皮膚が腫れたり、水泡ができたりします。原因にはたとえば、香水、腕時計、貴金属、洗剤、植物、動物など身の回りにある物質が原因となりえます。

【乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)】

乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)は、肌の乾燥によるひび割れやが悪化し、強いかゆみや赤みを伴ったり、肌が粉を吹いたように皮膚が剥がれ落ちたりする状態です。エアコン、紫外線、髪の洗いすぎによって肌が乾燥することで起こります。

【脂漏性皮膚炎】

脂漏性皮膚炎は、皮脂が過剰に分泌されることで、皮膚にいるマラセチア菌(カビの一種)が異常繁殖して炎症を引き起こすことで起こります。

頭皮や髪の生え際に赤っぽい斑点が広がったり、フケやかゆみが起こったりします。脂漏性皮膚炎は症状が乾燥肌やアトピーと似ています。そのため、自身の症状が脂漏性皮膚炎なのか、アトピー性皮膚炎なのかの判断が難しい、という特徴があります。

【アレルギー性皮膚炎(アトピー)】

アレルギー性皮膚炎(アトピー)は、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。症状は体質によりさまざまです。たとえば、肌が白く粉を吹いて乾燥する状態もあれば、炎症による赤み、また浸出液が出てはげしい痒みに襲われる状態もあります。

またアレルギー性皮膚炎(アトピー)は、原因が特定しづらいことも特徴です。原因も体質によりさまざまです。たとえば、花粉やハウスダスト、ダニ、カビ、化学物質、食生活などが挙げられます。

この記事では、皮膚炎全般を改善するために効果的な方法もお伝えします。しかし、私自身が実際に治した症状はアトピー性皮膚炎です。そのため、アレルギー性皮膚炎であるアトピーが原因の頭皮の炎症や、かゆみ対策をお伝えしていきます。

頭皮がかゆくフケが出る場合の3つの対処法

頭皮が真っ赤に炎症を起こし、かゆみがはげしく皮膚がはがれ落ちる場合は、生活習慣を見直す必要があります。頭皮の炎症の原因は、必ず生活習慣にあるからです。そこで頭皮の炎症を改善するための3つの対処法をお伝えします。

シャンプーはアミノ酸系を使用する

私は今ではアトピーが完治して頭皮からフケのような細い皮膚が剥がれ落ちることはなくなりました。しかしアトピー性皮膚炎で苦しんでいた時期は、頭皮からの落さくにも悩まされました。

アトピーで頭皮が炎症を起こしてかゆくなる場合は、第一にシャンプーを見直すことが大切です。シャンプーにアレルギー性物質が含まれていると、頭皮からアレルギー物質が吸収されることで炎症を起こすからです。アトピーの方は肌が敏感です。そのためシャンプーを選ぶ際は、刺激の強い界面活性剤が入った硫酸系のものや、洗浄力の強いアルコール系シャンプーは控えましょう。洗浄力が強い硫酸系やアルコール系のシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してダメージを与えてしまいます。

アトピーの方には低刺激のアミノ酸系シャンプーがお勧めです。アミノ酸はヒトの髪の毛と近い成分だからです。アミノ酸系シャンプーなら毎日使っても負担にならず、頭皮に適度な潤いも与えることで過剰な乾燥を防ぎます。楽天やアマゾンで「アミノ酸系シャンプー」と検索すればたくさん種類があります。

しかしアミノ酸系シャンプーを謳っていても、実際の成分表を見るとラウリル硫酸Naやパレス硫酸Naが含まれたシャンプーもあります。しっかりと成分表を確認して硫酸の入ったシャンプーは避けましょう。アミノ酸であればココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、ラウラミノプロピオン酸Naという表示があります。これらの成分が書いてあれば大丈夫です。

しかし、低刺激のアミノ酸シャンプーを使用するからといって、一日に2度髪を洗うなどは避けましょう。髪を洗いすぎることも頭皮の乾燥につながります。頭皮が乾燥すれば皮膚のバリアー機能が壊れてそこからアレルゲンが侵入し、炎症の原因になります。洗髪は多くて一日に一度にしましょう。

パーマやヘアカラー、育毛剤や整髪料は頭皮の悪化を招く

頭皮の炎症を解消するには、アミノ酸系シャンプーを使うべきとお話しました。しかし、頭皮が弱いアレルギー性皮膚炎のある方は、シャンプーを見直すだけでは足りません。パーマ液やヘアカラー、育毛剤や整髪料など頭皮に刺激を与えるものは使用しないようにしましょう。

私の友人にアトピー性皮膚炎で全身にアトピーが発症している方がいました。彼女は一度、良くないとは知りつつもオシャレがしたくて髪をヘアカラーで染めたのです。すると、その日の夜から肌の状態が悪化し始めただけでなく、お風呂に入った際、すさまじい化学薬品の臭いが充満したそうです。彼女は「全身の毛穴からもヘアカラーの化学薬品の臭いがした」と言っていました。

このように、ヘアカラーやパーマ液といった化学薬品を使用すると、頭皮だけでなく全身のアトピーを悪化させてしまうことになりかねません。特に女性はオシャレを楽しみたい気持ちがあるとは思います。しかしまずは、炎症がある頭皮の状態を改善させることに取り組んでください。

頭皮への直射日光による紫外線を避ける

外に出ている時、頭は常に太陽の下にさらされます。髪は頭皮を保護する役割をします。しかし太陽が出ている際は、頭皮への直射日光は避けられません。頭皮が直射日光に長時間さらされると、頭皮が乾燥してしまう原因となります。太陽が出ている時は、できるだけUVカット効果のある帽子をかぶって頭皮を乾燥から守りましょう。

頭皮がジュクジュクしている場合はステロイドを使うのも手

ここまで、シャンプーを見直したり、パーマ液やヘアカラーといった頭皮に刺激となるものは使用しないことだったり、外出時は帽子で頭皮を保護する必要性だったりをお伝えしました。これらの3つの対処法は、頭皮がかゆくフケが出ているなど、頭皮が乾燥状態である場合の対処法です。

では、頭皮がジュクジュクしている場合はどうしたらいいでしょうか。

私はアトピー性皮膚炎の症状がかなり酷く浸出液が出ていた時、頭皮の一部からも浸出液が出てジュクジュクの状態になったことがあります。浸出液はタンパク質や血小板、細胞成分などで構成されていて、その働きには「傷を治す」「細菌やウイルスを殺す」「細胞の再生」などがあります。そのため、浸出液は傷を治すために必要なものなのです。

しかしジュクジュク状態が黄色っぽいかさぶたになり、そのまま乾燥すればいいのですが、正常な皮膚が出来る前にかさぶたが剥がれてしまうことがありました。かさぶたが剥がれた後は、またジュクジュク状態になったことがあります。私はその際は、病院でステロイド入りの薬をもらってジュクジュクした状態を抑えました。

洗髪に関しては、頭皮にジュクジュクした部分があった時は、かさぶたを避けて湯だけで髪を洗いました。できるだけ頭皮に刺激を与えたくなかったからです。

以上は私の経験です。頭皮がジュクジュクした際は、かさぶたができてもまたジュクジュクの状態を繰り返す場合は、ステロイドなどの薬を使用した方がいいと思います。ジュクジュクした状態のまま放置しておくと、そこから雑菌が入って症状が悪化しかねません。時にはステロイド薬などを適宜使用することも必要かと思います。

私が実際に取り組んだ頭皮の炎症やかゆみ改善の方法

ここまで、頭皮がかゆくフケが出る場合の3つの対処法と、頭皮がジュクジュクしている場合はステロイドの使用も考慮に入れよう、とお伝えしました。実際に私は、頭皮のジュクジュクしていた部分には液体状のステロイド薬を塗りました。そしてジュクジュクが治まってからは薬をなるべく使用しない方法で、頭皮アトピーの改善に取り組みました。

次に、私が実際に行った頭髪のシャンプー方法と、頭皮の保湿方法についてお伝えします。

爪は短く切って、指の腹で頭皮を洗う

爪が長いと、髪を洗った時に頭皮を爪で傷つけてしまいかねません。アトピーの方の皮膚は薄いので、少しの引っかきが傷になる恐れがあります。そのため、爪は常に短く切り揃えておきましょう。洗髪の際は、指を立てずに指のやららかい腹の部分で洗います。頭皮を揉んで、血行を良くする感覚で洗います。

洗髪にシャンプーを使用する際は事前に泡立てる

洗髪の際は、指の腹で頭皮を傷つけないように洗うことをお伝えしました。まずシャンプーを使用する前に、シャワーの湯だけで髪や頭皮についた汚れを落とします。

私は頭皮のかゆみが酷かった時は、シャンプーはせずにシャワーのお湯だけで髪と頭皮を洗いました。シャワーのお湯で髪を洗い流すだけで、目に見えない埃や皮脂の多くを落とせるからです。

しかしお湯だけでは洗い足りないと思うのであれば、アミノ酸系シャンプーを事前に手のひらで泡立てます。そしてその泡で頭皮をなでるように洗います。頭皮に直接シャンプーをつけて泡立てることは、頭皮への負担となるからです。

洗顔をする際も、洗顔料を泡立ててから使用して、皮膚への刺激を減らす方法が一番です。同様に頭皮と髪を洗う際も、事前にシャンプーを泡立ててから、泡で優しく頭皮と髪を洗うようにしてください。

洗い残しがないようにしっかりすすぐ

シャンプーを使って髪を洗った時は、洗い残しがないようにしっかりすすぎましょう。フケの一番の要因となっているのが、シャンプーのすすぎ残しです。髪の毛を洗った後シャンプーのすすぎ残しがあると、シャンプーの泡によって浮かび上がった皮脂や汚れも頭皮に残ってしまいます。それがフケやかゆみの要因となってしまうのです。そのためシャンプー後は、特に髪の生え際や耳の後ろの辺りにすすぎ残しがないよう気をつけて洗いながしてください。

リンスやトリートメントに関しては、私は酢を使用していました。頭皮は非常にムレやすく、菌が繁殖しやすい環境です。雑菌が繁殖するとフケやかゆみなどの頭皮トラブルを引き起こす原因になります。

酢には酢酸が含まれ、酢酸には殺菌・抗菌作用があります。酢リンスを使うことによって、酢酸が頭皮の菌が増殖するのを抑え、頭皮と髪を清潔な状態に保つことができるのです。

また髪の毛は、濡れると表面にあるうろこ状のキューティクルが開きます。髪を洗う時にシャンプーを使用してゴシゴシこするように洗うと、うろこが剥がれやすくなります。すると髪の中の水分が蒸発しやすくなり、髪がパサパサに乾燥してしまいます。そこで酢を使うと、酢にはキューティクルを閉じさせる働きがあるため、髪の水分を逃さず滑らかでサラサラの髪になるのです。

【酢リンスの作り方】

洗面器にお湯を張り、そこへ大さじ1~2の酢を入れて完成です。(りんご酢、米酢、ビネガーなんでもOK)

【酢リンスの使用方法】

1.シャンプーをした後はしっかりとすすぎます。
2.酢リンスを髪や頭皮全体にまんべんなく流します。
3.酢リンスが全体に行き渡ったら、軽く頭皮マッサージをします。
4.マッサージ後はキレイに洗い流します。
乾燥が気になる方は、酢の量を増やしてみてください。

頭皮の保湿に基礎化粧品を使用する

頭皮や髪も、顔や体の肌と同様にシャンプーを泡立てた泡で、優しく洗うことをお伝えしました。頭皮の保湿に関しても、私は顔や体の保湿と同じ方法を取りました。

まずは手作り化粧水を頭に染み込ませます。肌の水分が足りない状態でクリームや油分のあるワセリンなどを塗っても、肌内の水分量は変わらず肌が乾燥してしまうからです。手作り化粧水で十分に水分補給ができたら、その水分が逃げてしまわないようにクリームを塗ります。ワセリンなどの油分が多くベタベタしたものを塗ると、髪の毛もベタベタしてしまいます。私は馬油やスクワランオイルを使用していました。

スクワランはもともと肌の中にあるうるおい成分です。そして、スクワランは皮脂膜となって乾燥や紫外線から肌を守っています。そのため、ベタベタせずに肌にスーッと浸透するのでオススメです。

【手作り化粧水作りに必要なもの】

・精製水、または浄水器の水

薬局で500mlボトルが約150円で入手可能です。
純度の高い水で、医療用器具の洗浄に使われます。防腐剤が入っていないので、消費期限は約10日間となります。

・グリセリン


薬局で100mlボトルが約500円で入手可能です。
水分を吸着、保持する作用があるので保湿効果があります。
ただ、高濃度での使用は肌の水分まで奪ってしまい、逆に肌を乾燥させてしまうので注意が必要です。

・ヒアルロン酸


たんぱく質の一種で、皮膚や筋肉や軟骨を構成する主成分で粘性が高く、細胞間の水分を保持する役割を持っています。肌の保湿性や弾力を保ちしわやたるみを予防してくれます。保水力は、1gのヒアルロン酸で6ℓもの水分を維持できるほどです。

わたしは、イオン導入できるオリゴ糖型ヒアルロン酸を使用しています。

・スプレー容器

プラスチック製なら100均ショップで入手可能です。
ガラス製のものもあります。
消毒して何度も使用するなら、ガラス製のものがオススメです。

【手作り化粧水の作り方】

1.スプレー容器を熱湯、または無水エタノールなどの消毒液で消毒します。
2.精製水、または浄水器の水を100ml用意します。
3.グリセリンは、5ml~10mlで、しっとりした感じを好むなら多めに入れてください。
4.ヒアルロン酸の粉末は、5ml~10mlで、肌の乾燥度合いで調整してください。
5.ヒアルロン酸の粉末が溶ければ完成です。
手作り化粧水は消費期限が約10日となります。容器は消毒してから使用し、できるだけ雑菌が入らないようにしながら早く使い切ってください。

生活習慣や食生活を見直して、頭皮の状態を根本的に改善する

ここまで私が実際に取り組んだ方法を交えて、頭皮のアトピーを改善する方法をお伝えしました。お伝えした方法を行うことで、アレルギー性皮膚炎である頭皮の状態は改善すると思います。しかしアレルギー性皮膚炎であるアトピーを根本的に完治したければ、生活習慣や食生活を見直して、腸内環境を整え体質改善をすることが必要です。

アトピーの方は、腸内環境が乱れています。腸内環境が乱れていると、食べ物が十分に分解されず、有毒物質が体内に取り込まれてしまうことで炎症を起こしてアトピー性皮膚炎となるからです。そのため、頭皮の状態を改善する方法を実践するだけでなく、同時に腸内環境を整えるための生活習慣や食生活を見直し、アトピー完治に取り組んでほしいと思います。

腸内環境が整って食べ物をしっかりと無毒な状態に分解できれば、有毒物質が体内をまわることはなく炎症は起きません。その結果、アトピーが発症することもないのです。上記でお伝えした頭皮のかゆみ・フケ対策だけでなく、腸内環境を整えてアトピー性皮膚炎の根本解決を目指しましょう。

正しい糖質制限でアトピーを改善する方法はこちらを参考にしてください

自律神経を整えてアトピーを改善する方法はこちらを参考にしてください

まとめ

この記事では、アレルギー性皮膚炎によって頭皮がかゆくなったり、フケが出たりする場合の改善方法をお伝えしました。以下要点をまとめたのでご確認ください。

  • シャンプーは低刺激なアミノ酸系を使用する
  • パーマ液やヘアカラー、育毛剤や整髪料は使用しない
  • 長時間の直射日光は避ける
  • シャンプーは事前に手のひらで泡だてる
  • シャンプーのすすぎ残しがないようにする
  • 頭皮がジュクジュクの場合は、ステロイド薬を使用をする
  • 腸内環境を整える生活習慣・食習慣を取り入れて、アトピーの根本治療に取り組む

頭皮のかゆみやフケを改善したい場合に有効な方法をお伝えしました。これらの方法に取り組めば、頭皮の状態は改善します。しかし頭皮の状態だけでなく、体全体の皮膚の状態を改善するためには根本治療が必要です。そして根本的にアトピーを治すためには、腸内環境を整える必要があります。

ぜひ頭皮の状態を改善する方法とともに、腸内環境を整える生活習慣や食生活にも取り組んでいただきたいと思います。

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