アトピー身体編

断食には、腸内環境を整えてアトピーを改善させる効果あり!

「アトピー性皮膚炎の改善には断食・ファスティングが効果的」といわれます。

なぜ、断食はアトピー改善に効果的なのでしょうか? それは、食べないことで、内臓は消化エネルギーを使うことなく休息できるからです。そして、本来の機能を回復することで、腸内環境を整えることができます。

アトピー性皮膚炎と腸の状態は、密接に関わっています。

ここでは、断食が、腸内環境やアトピー性皮膚炎にどう影響し、アトピー改善につながるのかをお伝えしていきます。

断食とは、一定期間食べ物を口にしないこと

断食とは、一定期間食べ物を口にしないことと定義されます。またの名をファスティングといいます。断食と一言でいっても、目的によって取り組み方や取り組む期間が変わります。

たとえばダイエットが目的の場合は、週末の2日間だけ朝食をとらないプチ断食を繰り返す方法や、朝食と昼を抜く半日断食などがあります。また、尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う痛風にも断食が効果的といわれます。しかし、痛風や高血圧、糖尿病といった疾患の改善が目的で断食を行う場合は、専門家と相談しながら行うことが必要です。

アトピー性皮膚炎を改善することが目的の場合、断食の期間は重症度によって変わります。なぜなら、アトピー改善のための断食は、内臓の機能を回復させて腸内環境を整えることが目的だからです。アトピー発症の原因は、食べるものが腸内環境を乱すことで起こる場合が多いです。そのため、あなたの腸内環境の状態によって、断食期間が変わるのです。

私は、首から顔にかけて重度のアトピーでした。身体はひじの内側とひざの裏が乾燥して、赤く炎症を起こしている程度でした。以下のような感じです。

そこでまずは、週末断食を1日だけ行ってみたところ、かゆみに変化が見られたのです。これはアトピーに効果があるかもしれないと思い、次は3日間の断食を行ってみました。すると、かゆみが劇的に軽減し、炎症も軽くなったことを覚えています。

アトピーは断食に効果があると体感したので、断食を取り入れながら食事制限をしました。そして、アトピーを劇的に改善することに成功しました。

仕事をしていると、断食のためにまとまった日数を確保するのは難しいと思います。そこで私のように、まずは週末断食を試してみてはいかがでしょうか。

断食で腸内環境を整えることがアトピー改善に繋がる

アトピー性皮膚炎の原因は、食べるものが腸内環境を乱すことで起こる場合が多いとお伝えしました。ではなぜ、腸内環境の悪化がアトピーの原因になりえるのか。そして、腸内環境を整えることがアトピー改善につながるのでしょうか。

それは、アトピー性皮膚炎は腸の状態が大きく影響するからです。

アトピー性皮膚炎の方は、腸内環境が悪化しています。正常な人の場合、小腸粘膜の細胞は適度につながっていて、必要な栄養素だけを取り込みます。そして、不要な毒素や細菌はブロックします。

しかし、アトピーの人の場合は、腸が弱っていることで食べたものを十分に消化できません。

たとえば腸が弱っている状態で肉を摂取すると、腸は肉のたんぱく質を十分に分解できず、その分解されなかった物質が体内に入り込みます。身体はそれを異物と認識してしまい、腸の免疫システムが誤って働くことで、自分自身の小腸粘膜を攻撃して炎症が起こってしまうのです。

そして、腸が炎症を起こせば、腸内環境は悪化します。

腸内環境が悪化すると、理想的な腸内環境「善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割」が崩れて悪玉菌が優勢になってしまうのです。

すると、悪玉菌は消化に時間のかかる肉類のたんぱく質やグルテン、アミノ酸をエサに増殖し、有害物質を発生させます。その発生した有害物質が腸内から吸収されると、それが血液にのって全身へまわることで、かゆみや炎症といったアトピーの症状が発症してしまうのです。

しかし、断食によって腸内環境を整えれば、食べたものは十分に分解され、必要な栄養素だけが取り込まれます。よって、毒素が体内をまわることがなくなるため、かゆみや炎症は起こらず、アトピーは改善されていくのです。

断食は生活の質を向上する

断食をすると腸内環境が整い、食べたものが十分に分解されることによって、毒素が体内をまわらなくなります。そのため、かゆみや炎症が起こらずアトピーが改善することをお伝えしました。

また、断食はアトピー改善だけでなく、生活の質も向上してくれます。たとえば、腸内環境が整うことで、消化した食べ物を体外へ排出するための腸のぜんどう運動が活発になり、便秘解消につながります。

また、腸は無意識で24時間私たちの身体をコントロールしてくれる自律神経との関係も深いです。自律神経には、日中や緊張状態のときに活発な「交感神経」と、就寝時やリラックスしている時に活発な「副交感神経」という2種類の神経があります。

アトピーの方は、かゆみや痛みで交感神経が優位な場合が多いです。しかし、腸内環境が改善して自律神経のバランスが整うと、副交感神経が優位に働くようになるため、睡眠不足解消にもつながります。

断食によって腸内環境を整えることは、アトピー改善だけでなく、生活の質も向上してくれるのです。

また断食を行うことで、以下の症状の改善にも期待できます。

  • 花粉症やアレルギー
  • 生理不順
  • PMS(月経前症候群)
  • 不眠症
  • 便秘や下痢

ファスティングを行う上での注意点

ここまで、断食・ファスティングを行うことで腸内環境が整いアトピーが改善することや、その他のメリットに関してお伝えしてきました。しかし、断食を行う際は、断食をしても大丈夫かどうかの確認が必要です。なぜなら、断食が向かない人、または断食をすべきではない場合があるからです。

断食を行えるかどうかの確認をせずに断食をした場合、逆にアトピー症状が悪化したり、体調が悪化したりする場合があります。断食を行う前は、必ず以下の注意点を確認してください。

要注意!断食の前に確認すべきこと

断食がアトピー改善やさまざまな症状に効果的とはいえ、断食をすることで症状が悪化する場合もあります以下にあてはまる場合は、必ず医師と相談してから断食を行うようにしてください。

【断食が向かない人、向かない場合】

  • 薬を継続して飲んでいる場合
  • 生理中の場合
  • 成長期の子どもの場合
  • 妊婦の場合

なぜ上記の人や場合は断食が向かないのか。理由は以下になります。

薬を継続して飲んでいる人が断食をすると、胃の中が空っぽの状態で薬を飲むことで胃の粘膜が荒れたり、薬が吸収されなかったりします。よって、薬を常用している場合は断食は避けましょう。

生理中の女性に関しては、断食を行うと鉄欠乏症貧血状態がひどくなる危険性があります。それにより、肌や髪の状態が悪化したり、動悸や息切れになったりしてしまいます。なぜなら鉄分が不足すると、血液の赤血球に含まれる酸素を全身に運ぶヘモグロビン(鉄を含むヘムという赤い色素とたんぱく質が結合してできたもの)の生成が減少し、体のすみずみまで酸素を届けることができなくなってしまうからです。

成長期の子どもが断食をすると、成長に欠かせない栄養が足りなくなる恐れがあります。特にカルシウムは歯や骨の成長に欠かせません。たとえば10〜11歳の子どもが一日に摂取すべきカルシウム量は、男子が約700mgで女子が約750mgです。この時期のカルシウム摂取量が大人になってからの骨量に影響します。よって、成長期の子どもに断食は向きません。

妊娠中に断食をすると、栄養が不足して赤ちゃんが元気に育たなかったり、母体への栄養が不足してしまったりします。そのため妊婦は、赤ちゃんと母体の両方に十分な栄養を摂取する必要があります。この時期は断食はせず、赤ちゃんと母体の健康を考えてしっかりと栄養を摂りましょう。

断食前は準備食期間をもうける

断食をしても大丈夫かを確認したら、次は断食前の準備食期間についてです。

たとえば、3日間の断食を行う際は、同数の3日間の準備食期間をもうけることをオススメします。なぜなら、通常の食生活からいきなり断食を始めてしまうと、断食開始後すぐに好転反応が大きく出るからです。好転反応は疲労感や頭痛、吐き気といった症状として、断食開始後の2日間ほど出やすくなります。

アトピーの人の場合は、好転反応として肌の炎症がひどくなったり、浸出液がでたりすることもあります。私の場合は準備食期間をもうけても、体調があまりすぐれず炎症がひどくなることがありました。

なぜ、断食によって好転反応が起こるのでしょうか。それは、消化のために腸に流れていた血流が、食べないことで体全体にいきわたるためです。そして、その血流によって、体内に溜まっていた毒素や老廃物が排出されるからです。

このように、普通に食べていた状態からいきなり何も食べない状態になると、体に急激な変化が起こることで好転反応が出やすくなります。そのため、いきなり断食を始めるのではなく、準備食期間をもうけることが大切なのです。

断食前の準備食に関しては、脂肪分の少ない軽めの和食、または無糖ヨーグルトなどの流動食がオススメです。たとえば以下は、あずきとカボチャを煮たスープです。このようなものを用意します。

できれば消化の負担となる肉などのたんぱく質はさけてください。たとえば、マグネシウムや食物繊維をたくさん含む豆類や海藻類、納豆や味噌などの発酵食品はオススメです。その他は、和の食材の頭文字を語呂合わせにした「まごわやさしい」を参考にして食材を選択してください。

引用元:自然堂治療院

アルコール・カフェイン・たばこは避けるべき理由

準備食についてお伝えしましたが、アルコール・カフェイン・たばこに関しても、できるだけ準備期間中から避けてください。なぜなら、アルコール・カフェイン・たばこは、断食の質を下げる原因になりえるからです。

アルコールやカフェインは、空腹状態で摂取すると、刺激の強さが胃壁を荒らす可能性があります。そして、胃腸・肝臓・腎臓に負担をかけてしまいます。コーヒーを飲みたくなった時は、ノンカフェインのものにしましょう。

また、たばこの煙には発がん性物質が50種類以上も含まれています。たとえば、中毒性のあるニコチンや、歯を黄色に変色させるタールなどです。アトピー改善や健康体を目指すのであれば、断食に関係なく避けるべきものといえます。

断食後は回復食期間を必ずもうけよう

断食を成功させるには、準備食期間とおなじように回復食期間もとても大切です。なにも食べない状態から、すぐに通常食に戻してしまうと、腸などの消化器官に負担がかかります。体調不良の原因にもなります。そこで、準備食期間と同じように、1日の断食には1日の回復食期間、2日間の断食には2日間の回復食期間をもうけましょう。

また、いきなり固形物を食べるのはオススメしません。いきなり固形のものを食べると、消化器官に負担がかかってしまいます。ヨーグルトなどの流動食から、徐々に通常食に戻していきましょう。

私が行った3日間断食と週末断食のやり方

私は断食や食事制限によってアトピーを大きく改善し、今では完治にいたりました。しかし、アトピーが完治した今でも、朝食を抜くだけのプチ断食や、週末断食などを定期的に行い、腸内環境を整えるよう心がけています。

週末断食とは、1日~2日間のみ飲み物だけで過ごし、固形物は食べない断食方法です。週末断食の目的は、固形物を食べないことで内臓を休めることにあります。たとえば、1日断食をするだけでも、アトピーのかゆみが減ったり、炎症が軽減したりといった効果を感じることもできます。

本格的な断食をする際は、専門家の指導が必要です。しかし、週末断食や3日間断食までなら自分で行うことができます。

私が行った準備食期間について

私が3日間の断食を行っていた時は、3日間の準備食期間をもうけ、徐々に食べる量を減らしました。これは、体に急激な変化を与えないためです。

たとえば、断食開始3日前は、朝・昼・晩の通常食を半分に減らしました。

そして、断食開始2日前は朝食を抜き、昼と晩は通常食の半分の量にしました。断食開始の前日は、朝・昼を抜いて通常食の半分の晩ごはんのみとしました。ごはんの量はお茶碗の半分、おかずの量もお皿に半分です。

このように、食べる量を減らし、徐々に消化器官への負担を減らしていくことで、断食へスムーズに移行できます。

断食中は水だけでなく、酵素ドリンクもオススメ

私は、断食中は水を一日に2リットルと、果物などで作られた酵素ドリンクを一日約300ml摂取します。2リットルの水だけの摂取でも問題ありません。しかし、私は腸内環境を整えるサポートとして、酵素ドリンクも取り入れています。酵素ドリンクは、腸内環境を整える飲み物として、ダイエットや美肌を目指す方にも人気です。

私は酵素ドリンクを手作りしますが、作る時間がない場合は市販のものもあります。たとえば、マツモトキヨシやスギ薬局などのドラッグストアか、アマゾンなどで購入することが可能です。ただ、市販のものには保存料や添加物が入っているものもあるので、できれば手作りすることをオススメします。

酵素ドリンクのレシピをネットで調べると、白砂糖を使用したレシピがたくさんあります。しかし、アトピーには砂糖はよくないので、私は水で果物を発酵させて酵素ドリンクを作っています。りんごの甘みと少し炭酸水のようなのどごしとなります。原液が濃い場合は、水や炭酸水で割ることも可能です。

酵素ドリンクの作り方

【準備するもの】
・煮沸消毒した1.5L以上のガラスビン
・無農薬のりんご 300g
・無農薬のキウイ 100g
・水 800CC

【作り方】

1りんごは皮ごと2センチ角に切りる

2.キウイは適当に輪切りにする

3.ビンに果物と水をいれる

4.フタをして常温で1週間程度おく。毎日ビンを振るか混ぜる

5.細かい泡がシュワシュワと出て、果物が浮き上がってきたら完成

果物は取り除き、液体を冷蔵庫で保存してできあがり

断食後は回復食期間を必ずもうけよう

断食後の回復食期間もとても大切だとお伝えしました。徐々に体を通常の状態に戻すためには、消化に負担がかからないものから食べはじめて、体を慣らしていくことが大切です。

たとえば私の場合は、断食が終了した翌日には、無糖のヨーグルトや具のないスープなど消化に負担のかからないものを食べます。

断食終了2日後には、米を多めの水でやわらかく煮たおかゆなどがオススメです。私は、米の代わりにオートミールをおかゆのようにやわらかく煮ています。栄養価も高く、短時間でできるのでオススメです。

そして、3日後は、米と野菜をやわらかく煮たものを食べるか、通常食に戻す場合はいつもの半量にします。

このように、内臓がゆっくりと通常のリズムを取り戻せるように配慮すれば、身体への負担なく通常の食生活へ戻れます。

まとめ

断食は、アトピー性皮膚炎の改善に効果的です。なぜなら、食べ物を身体に入れないことで内臓が休まり、腸内環境も改善されるからです。

おいしいものがいくらでも食べられる現代人は、食べ過ぎの傾向にあります。そのため、内臓に負担をかけてしまい、腸内環境が悪化するのです。

腸内環境が悪化すると、腸は食べ物を十分に分解できません。そして、分解されなかったものが血液に乗って体中をめぐることで、痒みを引き起こしたり、老廃物を肌から体外へ排出しようとしたりして、炎症を起こします。これがアトピー性皮膚炎の症状です。

断食をすることで腸内環境が整えば、アトピーは改善します。

3日間の断食・ファスティングが難しければ、1日断食を試してみてください。1日だけでも食べ物を身体に入れないようにするだけで、腸が休まって肌のかゆみに変化を感じていただけるはずです。

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