アトピー身体編

アトピー女性の陰部のかゆみはどうやって治す?ただれた陰部の治し方

「デリケートゾーンが痒くてモゾモゾしてしまう」「陰部が痒くて仕事に集中できない」といった悩みを抱える女性は多いです。
私もアトピーの時は顔や体の肌だけでなく、デリケートゾーンの痒みやただれも経験しました。しかし陰部というデリケートゾーンなだけに、相談したり、病院へ行ったりすることに躊躇してしまいますよね。そこでこの記事では、陰部の痒みの原因から、私が行った陰部への痒み対処法・予防策をお伝えします。

デリケートゾーンが痒くなる原因はさまざま

陰部が痒くなる原因は、年齢から生活習慣までさまざまです。一体どのようなことがデリケートゾーンに痒みを引き起こすのか、全くわからないと不安だと思います。そこで、女性の場合で考えられる、陰部の痒みとなりえる5つの原因を挙げました。

下着や生理ナプキンによる陰部の蒸れが原因

陰部に痒みが起こった時にまず確認していただきたいのは、「蒸れていないか」です。通気性が悪かったり、体を締めつけたりするような下着を着用していると、陰部が蒸れます。

また、生理ナプキンや陰毛によってデリケートゾーンが蒸れると、痒みやニオイを引き起こす場合もあります。デリケートゾーンが蒸れて汗をかき、通気性が悪いと雑菌が繁殖しやすくなるからです。またデリケートゾーンは通気性を良くしておかなければ、汗ものようなできものができたり、かぶれたりする原因にもなります。

女性ホルモンの低下による乾燥が原因

40代以降、更年期が近づくにつれて腟や外陰部にかゆみが出たり、ヒリヒリ感などの乾燥や臭いなどの不快症状を感じる人が増えます。これは女性ホルモンのエストロゲンの低下がおもな原因です。

年齢を重ねると肌が乾燥するように、陰部も乾燥していきます。乾燥が原因で炎症やかゆみが起こったり、雑菌に感染しやすくなったりするのです。この現象は「外陰腟萎縮症(がいいんちついしゅくしょう)」といいます。外陰部や腟の潤いやふっくら感がなくなり、乾燥して雑菌が繁殖することで痒みやニオイが発生しやすくなります。

薬や化学療法によるカンジダの異常発生が原因

抗菌薬の内服、糖尿病、化学療法、免疫抑制剤の投与、放射線療法、避妊薬の内服が原因でカンジダが異常発生することがあります。カンジダは元々体に住み着いている常在菌です。しかしこれらの薬や療法は、悪い菌だけでなく良い菌までも排除し、体を細菌やウイルスから身を守る免疫力を下げて膣内の細菌バランスを乱します。膣内の細菌バランスが乱れることで、常在菌であるカンジダが大量に発生して炎症が起こり、痒みやニオイを引き起こすのです。

デリケートゾーンの洗いすぎが原因

デリケートゾーンの洗いすぎも、痒みの原因になりえます。膣内を洗い過ぎると、自ら清潔な状態を保とうとする自浄作用を弱めてしまいます。石鹸がデリケートゾーンの酸性を弱め、殺菌作用を弱くしてしまうのです。デリケートゾーンを洗うときは、専用のソープを使うか水、またはぬるま湯のみで洗いましょう。

また、ウォシュレットのビデを使い過ぎることも、痒みを引き起こす原因となりえます。痒いからといって洗えば洗うほど、膣内の殺菌作用が弱まり炎症が悪化し、より痒さが増したり、ニオイがきつくなったりする場合があるので注意が必要です。

皮肉なことですが、ウォシュレットが普及して陰部を清潔に保てるようになってから膣炎が増えたとも言われます。一日に一度ウォシュレットで陰部を洗う程度であれば問題ないです。しかし一日に何度もウォシュレットで温水洗浄をすると、汚れだけでなく、陰部の状態を守ってくれる常在菌までも洗い流してしまうのです。その結果、細菌やウイルスに感染しやすくなって炎症を起こして痒みやただれが起こるのです。

ストレスや生活習慣の乱れが原因

昔は、女性は家庭を守るのが仕事でした。しかし現代は多くの女性が男性と同様、またはそれ以上に社会で活躍するようになりました。この変化にともない、女性が受けるストレスの種類も増えています。たとえば、子育てと仕事との両立、人間関係の問題、食生活の乱れ、睡眠不足、環境汚染まで、さまざまなストレスがあります。

こういったストレスや生活習慣の乱れが、デリケートゾーンへの痒みに繋がることがあります。これは、細菌やウイルスから体を守る免疫力が低下するからです。免疫力が下がると膣内のカンジダ菌が異常増殖して炎症を起こし、痒みやニオイの元となるのです。

陰部が痒くならない予防策と、おりもの状態別対処法

ここまでデリケートゾーンが痒くなる5つの原因をお伝えしました。それでは陰部が痒くならないようにするにはどうすればいいのか。さらに、おりものの状態別の対処法についてお伝えします。

おりものに変化がなく、痒みやニオイだけの場合

おりものに特に変化がなく、陰部の痒みやニオイだけの場合は、デリケートゾーンが蒸れている可能性があります。

たとえば、下着がナイロン製で通気性が悪いものだったり、生理ナプキンを取り替える回数が少なかったりした場合です。陰部が痒くなったり、ニオイが気になったりすることが起こります。

引用元:布ナプキン専門店JEWLINGE

この場合は、下着を締めつけのないコットン素材に変えたり、生理ナプキンを布ナプキンにしたり、陰毛をカットしたりして様子をみてください。布ナプキンとはコットン素材でできたナプキンです。吸水性・保温性にすぐれ、蒸れを軽減したり、体を冷えから守ったりします。紙ナプキンから布ナプキンに代えるだけでも、婦人科系の病気が治るケースもあるのです。布ナプキンはオーガニック素材を扱うショップや、楽天やアマゾンで購入することができます。

おりものに変化がない場合は痒みは一時的なもので、市販の軟膏などで痒みを解消できる可能性があります。市販の物とはいっても、デリケートな部分にも安心して使用できる、安全なものを選ぶことが大切です。

たとえば私は一時、陰部のにおいが気になったことがあります。痒みはたまにある程度でしたが、ニオイがなんとなく気になったのです。その際、インクリアという婦人科医と共同開発された、医療機器の承認を受けた腟洗浄器のことを知りました。これは薬ではなく、膣の自浄作用をサポートして膣内環境を整えてくれるジェルです。薬ではないので安心して使用でき、気になっていたニオイやたまの痒みも解消されたので個人的にはオススメです。

おりものが白く濁ってポロポロしている場合

おりものが透明でサラッとしている場合は、下着を代えたり通気性を良くしたりすることで、痒みやニオイが改善される可能性があるとお伝えしました。また膣の自浄作用をしてくれる膣洗浄器で、痒みとニオイが改善された私の経験もお伝えしました。

しかしおりものが白く濁り、酒かすやヨーグルト、カッテージチーズ状になっている場合は、カンジダ菌が異常発生している場合があります。カンジダ菌はカビの一種です。放置しておくと継続した痒みやニオイの原因となります。

またおりものが黄色かったり、灰色がかったりしている場合は、性病のクラミジアやトリコモナスが原因の可能性もあります。おりものに異常が見られる場合は、自己判断はせずに婦人科・産婦人科を受診しましょう。

私が行った陰部の痒みとニオイ対処法

ここまで陰部の痒みやニオイへの対策をお伝えしました。ここでは、私が実際に陰部の痒みやニオイにどう対処していたかをお伝えします。

我慢できないデリケートゾーンの痒みは、冷やしてマヒさせた

私がまだアトピーだった頃、肌の痒みはもちろんですが、時々陰部にもはげしい痒みを感じました。その当時私は事務職をしていたので、基本的にはデスクワークです。痒みがはげしい時は、じっと座っていることができませんでした。腰の体操をするフリをして陰部をこするように掻いたり、保冷剤を会社のフリーザーに忍ばせておいて、我慢できないほどの痒みがあった時は保冷剤を持ってトイレに駆け込んで陰部を冷やたりしました。

当時ネットで見つけた情報で、「陰部に熱湯をかける」という方がいましたが、これは逆効果です。熱湯をかけた時はかなり気持ちがいいのですが、そのあと皮膚がヒリヒリしたり、ただれたりして悪化してしまいます。

私は顔や体のアトピーの痒みにも保冷剤を重宝していましたが、個人的には熱する冷やしたほうが痒みが引きました。

陰部の炎症やただれが酷い場合は、ステロイドを使った

陰部を冷やしても我慢できず、掻きすぎて炎症やただれが酷くなってしまった場合は、仕方なくステロイドを使用しました。しかし、陰部からの薬の吸収率はものすごく高く、通常の皮膚の42倍の吸収率といいます。そのため、できるだけステロイドを陰部に塗ることは避けてください。

また陰部の粘膜部分へのステロイド使用は、さらに薬の吸収率がアップします。粘膜部分へのステロイドはやめましょう。なお、プロトピックに関しても同様です。プロトピックの陰部への使用、また粘膜への使用は避けてください。

痒みや痛みをどうしても我慢できない場合は、婦人科や産婦人科、皮膚科に相談しましょう。

デリケートゾーン表面でなく、膣内の痒みやニオイへの対処法

デリケートゾーン表面の痒みをどうしても我慢できなかった時は、ステロイドを使用したことをお伝えしました。しかし、膣内へのステロイド使用はやめましょう。膣内は粘膜なので、薬の吸収率がとても高いからです。

私の場合は、膣内の痒みは陰部表面ほどではありませんでした。そのため、膣内の痒みのような違和感とニオイには、前述した医療機器と認定された膣内洗浄器であるインクリアを使用しました。毎日の使用ではなく、生理前後のニオイが気になる時や少し痒みを感じた時のみ使用しました。アトピーの私でも問題なく使用でき、生理前後の気になるニオイも軽減できたので助かりました。

陰部の痒みにはストレスと食事が大きく関係している

デリケートゾーンの表面と膣内の違和感、そしてニオイ対策に関してお伝えしました。陰部の痒みやニオイを解消する際に、私の経験を参考にしてほしいと思いシェアしました。
しかし前述した陰部の痒みやニオイ対策は、対処療法でしかないということをお伝えします。根本的にデリケートゾーンの痒みを解消するには、ストレスや食事を見直して、腸内環境を整えることが大切だということです。

それは、アトピー性皮膚炎は、腸内環境の乱れが原因で起こるからです。陰部の痒みに関しても同様です。

ストレスが過剰にかかった生活をしていると自律神経が乱れ、ストレスを感じる際に優勢になる交感神経が、常に活発な状態になります。すると腸が老廃物の排泄を促す、ぜん動運動が鈍くなって便秘になります。

便秘になって老廃物が長く腸内に留まると、腸内の悪玉菌が増えます。腸内環境のバランスは「善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割」が理想です。

しかし腸内に老廃物が留まると悪玉菌が優勢となり、優勢な方の味方につく日和見菌も悪玉菌をサポートするようになります。こうして腸内細菌のバランスが崩れて腸内環境が悪化すると、腸内での栄養の消化・吸収が滞り、有毒ガスや老廃物が溜まります。そして、有毒ガスや老廃物が血液中に再度吸収され、体中にその毒がまわって肌に炎症を起こします。これがアトピー性皮膚炎なのです。

胃腸に負担がかかる食べ物を食べている場合も同様に、腸内環境が乱れます。乱れた腸内環境では食べ物が十分に分解されず、有毒物質のまま血液中に取り込まれて体内をまわります。そして肌に炎症を起こし、アトピーが発症するのです。

そのため、陰部の痒みを根本的に解消するには腸内環境を整えることが必要なのです。対処療法だけに頼ってその場しのぎで痒みやニオイを解消するだけでは、問題解決になりません。根本的に体質改善に取り組んで、腸内環境を整えることでアトピー自体を改善していきましょう。

アトピーと腸内環境の関係はこちらをご覧ください

まとめ

ここまで陰部の痒みの原因や、私が実際に行った陰部の痒みやニオイ対策などをお伝えしました。
デリケートゾーンの悩みは人に相談しづらいため、自己判断で治そうとして間違った対策をしてしまう可能性があります。

私が実際に行った陰部の痒みやニオイへの対処法をお伝えしましたが、この方法で良くならない場合は必ず専門医の検診を受けてください。症状が悪化してしまう可能性があります。

私は現在はアトピーが完治して、陰部の痒みも膣内の違和感もまったくなくなりました。それは、デリケートゾーンの痒みやニオイへの対処療法とともに、腸内環境を整えて体質改善に取り組んだからです。陰部の痒みやただれを治すことだけにフォーカスするのではなく、腸内環境を整えることで、アトピー性皮膚炎自体を完治していただきたいと思います。

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